2012年9月28日金曜日

峰越林道情報

 峰越林道の復旧工事は、ほぼ終わりました。しかし、工事車両が頻繁に通ったため路面が荒れています。そのため、整備に時間がかかり通行止めが解除されるのは10月5日の夕方です。10月6日の土曜日には通行できます。
 情報では、日照りが続き峰越の水はかなり細っているようです。また登山道も1年以上人が歩いていませんので、草が伸びています。6日の朝に、北真昼のお花畑を過ぎた北の股岳の登り口付近の刈払いをする予定です。できるだけ早く入りたいのですが、花の採花がありますので、7時ころの作業になると思います。
 峰越全コースの刈払いは、関係する役所と相談します。できるだけ早くできるように、お願いしてみますが、来年になることもあります。
 

2012年9月26日水曜日

GPSと読図

  登山にもGPSが使われるようになり、読図も楽になりました。尾根や障害物のない場所では、衛星の信号を捉えられ正確な場所を特定できます。しかし、谷間など必要な数の衛星の信号を捉える事ができない場所では、不正確で時には思わぬ誤った判断をしかねません。
 この前、山菜採りで遭難者がでました。遭難者の位置は救助ヘリから確定できたのですが、風が強く杉林の中のため救助が難しく、地上からの捜索も並行して行われました。GPSを使いながら、現場へ向かったのですが、必要な数の衛星信号をつかめず、目的地の方向がどう判断しても誤っているのです。結局は、地形図とコンパスを使って捜索しました。現場まで目と鼻の先の地点まで辿り着いた時に、風が弱まり無事ヘリに救助されました。10分早く捜索を開始していれば、ヘリよりも早く救助できたかもしれません。
 携帯電話やGPSなどの機器の発達で、コンパスを使った地形図の読図がおろそかにされがちですが、電池切れや信号を捉えることができない場合を想定すると、コンパスを使った読図の訓練は大事だと思います。

2012年9月23日日曜日

甲コース情報

 9月22日、甲コースを巡回して来ました。全般的に今年の暑さで、笹の生育がよく足元が見えない箇所が多くなっています。特に甲分岐から中の沢分岐の間、大甲と甲分岐の間で、歩きにくい箇所がありますので、注意してください。
甲分岐付近は、被さっている枝を下ろししましたが、足元が見えにくくなっています。中の沢へのコースは、一夏でかなりササが繁茂し非常に歩きにくくなっています。来年、刈払いができるように、大仙市にお願いします。
 このコースは、薬師岳から和賀岳の山並みの眺望がよく、適度なアップダウンがあり楽しいコースです。

2012年9月20日木曜日

水が出ました

 登山口休憩所の水が出ていませんでしたが、原因が特定でき、それに対処した結果無事水が流れました。これで休憩所を利用する際は、今までどおり自由に水が使えます。大変お待たせしました。まだ安定していませんので、明日もう一度調整します。

2012年9月19日水曜日

和賀岳登山口小屋の水

 雨の少ない日が続き水源が細り、和賀岳・薬師岳登山口の休憩所の水が出ていません。トイレの水はなんとか確保していますが、外の水は出ていません。今日から雨が降るようですが、すぐには水源は回復しないと思います。明日、水源の水が無駄なく給水升に入るように改修する予定です。
 これで水が確保できなければ、雨が続き水源が回復するのを待つしかありません。

2012年9月18日火曜日

真昼岳情報

 昨日真昼岳を巡回して来ました。石台の上部で細いブナが、登山道に被さっています。よそ見をして歩いていたら、頭をぶっつけました。鋸を持っていなかったので、処理できませんでしたが、近日中に処理します。
 フェーン現象で、気温は高く汗を絞られました。登るに連れて風が強くなりましたが涼しく感じました。、横手盆地は、稲刈りが始まり黄金色に輝いています。田植えのころと今が最も美しい光景です。
 峰越林道ももうすぐ開通です。来月は紅葉が始まります。このままだと、紅葉は遅れそうです。

 

2012年9月14日金曜日

和賀岳情報

 今日も暑い一日でしたが、山の上は快適でした。アキアカネもほとんどが山を下り、ヒコガシ(怠け者)のトンボと暑がりのトンボが少しいるだけです。花はエゾオヤマリンドウとミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウが咲いている程度です。所々に、紅葉の兆しも見えます。
 小杉山と和賀岳の刈払いは、今年は小鷲倉までです。続きを来年できるように仙北市にお願いしてみます。小杉山の手前のササが濃くなってきました。大仙市刈払いをお願いしています。

 薬師岳から和賀岳の眺望

登山口小屋の水

 薬師岳登山口の小屋の水が出なくなったのは、日照りで湧水量が、少なくなったのが原因のようです。水源では、水は湧いているのですが今夏の日照りは異常で、非常に水が少ない状態です。そのため、小屋の上まで水を押し上げることができなくなったようです。
 現在、大仙市太田支所では最善策を検討中ですので、しばらくお待ちください。トイレの水は、定期的に補充します。早く雨が降り、状況が好転することを祈っています。

2012年9月13日木曜日

八幡平

 遠い記憶の中にあった八幡平へ登って来ました。コースは、蒸の湯から長沼とおり八幡平へ、帰りは中沼コースを下りました。花の時期は過ぎ、エゾオヤマリンドウが見頃で秋の深まりを感じさせてくれました。ミヤマアキノキリンソウやノコンギクなども見られましたが、早い所では草紅葉が始まっていました。



 晴の天気を期待して登りましたが、ガスがかかり視界がききませんでした。頂上に近付くに連れて、湿原が色づいていました。頂上付近で岩手山が見えましたが、頭は雲の中でした。







 眼鏡沼と雲の中の岩手山

2012年9月11日火曜日

真木林道情報

 真昼山地は、9月5日から6日かけて大雨が降りました。私が上高地から帰ってみると、かなり強い雨が降った跡が見られました。真木林道は、問題なく通行できすが、中間地点を過ぎた袖川園地近くになると、路面が洗われ溝ができている箇所があります。車高の高い車は問題がありませんが、普通の乗用車は注意してください。
 9月も中旬になり相変わらず真夏日の日がありますが、真昼山地は確実に秋が深まってきています。アキアカネが下りて来ましたし、ヤマウルシに色が着き始めました。ススキの花も咲いています。仕事の関係で、山の上までは巡回できないでいますが、近いうちに和賀岳を巡回する予定です。
 秋雨前線の影響で今週は天気の予報が難しいようです。それぞれの気象会社の予報が異なりますので、どの会社の予報をとるかは、天気図と観天望気から自分なりに判断するしかないようです。

2012年9月6日木曜日

槍ヶ岳

 槍ヶ岳と穂高連峰の縦走を計画しましたが、雨と風のため穂高連峰は断念しました。9月3日4時半に横尾山荘を出て、9時に槍ヶ岳の肩に着きました。途中、氷河公園との分岐の上で、ガスが切れ、殺生ヒュッテと槍ヶ岳の穂先が見えました。しかし、すぐに霧の中に。
 槍の穂先を登っているうちに、雨が落ちてきて山荘に戻る頃から本格的な雨となりました。小屋で天気の回復を待ちましたが、結局、沈殿。翌朝、南岳まで行き様子を見ましたが、風が強くなり霧も濃く、キレットの通過に不安がありましたので引き返し、天狗原をとおり横尾へ下山しました。また、穂高連峰の縦走を計画します。


明神岳と前穂岳の夜明け

槍ヶ岳と殺生ヒュッテ