2013年12月20日金曜日

真昼岳赤倉沢林道情報

赤倉沢林道は、積雪で通行できません。積雪量は、例年の倍近い50㎝ほどあります。真昼岳登山口までは、今のところ雪崩の心配はないと思いますが、次の降雪では表層雪崩が起きる可能性がありますので、注意してください。
 夏の登山道の南沢、向澤は雪崩の危険性が大きくなっています。利用しないでください。沢ルートは非常に危険ですので、尾根を利用してください。門の又(内の又)沢の左岸、南沢の右岸、大浅沢の右岸の尾根が良いでしょう。沢を利用できようになるのは4月の下旬です。

2013年12月19日木曜日

真木林道情報

真木林道は、雪で通行できません。雪は予想よりは少なかったですが、平年以上の積雪です。真木橋付近で40㎝、袖川で50㎝程でした。しかし、明後日からまた雪のようですから、積雪は増えるでしょう。現在は、雪崩の心配はありません。しかし、毎年数箇所雪崩れますので、注意してください。
 真木林道が開通するのは、4月の下旬です。



 写真は袖川の立岩です

2013年12月8日日曜日

真木林道情報

 12月6日、真木林道は通行できました。しかし、6日の夜から雪となり7日も降り続きました。例年は、12月の中旬ごろには根雪となります。現在は、雪で通行できないでしょう。
 雪が消え、林道の整備が行われるのは4月の下旬です。残雪の状態にもよりますが、4月の25日をめどに袖川の園地までは除雪と整備が行われます。その奥は、残雪が多ければ5月の連休明けとなることもあります。
 雪崩の起こる箇所がありますので、積雪間の通行には注意が必要です。力水の手前の沢、小路又橋奥のヘアーピン、大倉岩の奥の斜面は、注意してください。
 

2013年11月27日水曜日

真木林道情報

真木林道は雪が消え通行できます。しかし、天気予報によれば水曜日から一週間は、雪だるまマークが並んでいますし、モンゴル上空には零下45度の強い寒気があって東に進んでいます。この寒気影響で、山ではかなりの雪が降るのではないでしょうか。 激しい雪の時に、奥に入ると雪に閉じ込められる可能性をありますので、注意してください。
 登山口入口の小屋は冬囲いをし、水を止めました。来年の4月の下旬には、水を流し冬囲いをはずします。





冬枯れの大倉岩
 

2013年11月25日月曜日

原木ナメコを楽しみました

11月23日、名残の紅葉の中、原木なめこを収穫し、なっめこ汁となめこおろしを楽しみました。菌床のナメコのような匂いもなく、厚い肉ですので、歯ざわりがサクサクです。ヌメリが強いため、冷めず体がポカポカでした。
 次の収穫に向けて参加者で、40本の木になめこの菌を植えました。来年の今頃には、満作ではありませんが、なめこを収穫できるでしょう。

 次の自然体験は、3月の上旬でメイプルシロップの原料であるメイプルサップを採集します。その後、フルーツを使ったメイプルゼリーやパンケーキを作って、楽しむ予定です。春の訪れを告げるイベントとして続けたいと思っています。どなたでも参加できますので、いかがですか。
 これから、メイプルサップやシロップを楽しむことができる加工品を作っていきたいと思います。

2013年11月19日火曜日

真木林道情報

初雪で通行できなかった真木林道が、通行できます。紅葉は、雪ですっかり落ちてしまいました。低木に紅葉が少し残っています。
 11月も半ばを過ぎましたので、いつ雪で通行止めになってもよい時期にです。例年であれば12月の初めに通行止めになります。今年は温かい秋から一変して冬になりました。根雪が早まるでしょうか。
 真昼山地は、これからの時期はみぞれや湿り雪で歩くのに、苦労します。冬山の装備が必要です。

ナメコの収穫と植菌体験

11月23日、大台スキー場でナメコの収穫と植菌体験を行いますが、初雪で生育が心配でした。しかし、このように順調に育っています。土曜日にはちょうど食べごろと思います。去年の秋に植えたほだ木にも、1/3ぐらいにナメコが顔を出しています。全部で50本のほだ木から収穫できそうです。
 今回は、参加者が少ないため、ナメコ汁とナメコおろしにした残りを持って帰っていただけると思います。寒い中じっくりと育ちましたので、身が固くて厚いナメコとなっています。23日は、天気もよさそうですので、参加者で山の幸を楽しめそうです。

2013年11月16日土曜日

川口渓谷情報

 真昼山地の紅葉は終わりました。林道にはまだ雪が残り、通行はできません。
 川口渓谷二股に、休憩所を兼ねた公衆トイレが竣工しました。昨日は、竣工を記念して川口渓谷のハイキングが行われました。二股から奥は、雪が踝の上まであり雪のハイキングとなりました。雪のかかった天然杉や岸壁など、初冬の景色を堪能できました。雪の上には、ウサギの足跡やタヌキの足跡を見ることができました。運がよく、クマの足跡を2か所で見ることができ、参加者の方々が喜んで観察しました。
 対岸の斜面では、ニホンカモシカがこちらを見つめていました。急な斜面を苦もなく登って消えていきました。
 間もなく、真昼山地は深い雪に埋もれます。スノーシューなどを使った雪山のトレッキングも楽しいものです。動物や鳥の足跡、糞、ときには動物同士が争った証拠として血も見ることあります。
 

2013年11月2日土曜日

白岩岳情報

白岩岳は入角林道からシシ小屋跡付近にかけて紅葉が見ごろです。
 来年の刈り払いの計画を立てるために、白岩岳から小杉山まで巡回して来ました。錫杖の森キレット付近のロープを一部交換して来ましたが、来年更に補修したいと思います。錫杖の森から、小杉山間は、秋に一部を刈り払いましたが、ブナ林の中の薮が濃くなって来ましたので、更に刈り払いを延ばす必要があると判断しました。ササが濃くても見通すと登山道がわかりますので、ルートファインデングをきちんとしてください。
 今の時期は、晴れていても日陰は空気が冷たく感じますし、風が吹くと体感温度が下がります。防寒対策をしっかりと行ってください。
 


  シシ小屋跡付近のブナ林

2013年10月28日月曜日

真木渓谷のマンダ(シナノキ)

真昼山地には、ブナやクリ、ミズナラなどの巨木がおおくあります。真木渓谷には日本で2番目と言われるマンダ(シナノキ)が、あります。双幹で、西側に張り出した幹に力強さがあります。
 周りには、同じくシナノキの巨木が数本見られます。昨日は、大分葉を落としていました。

2013年10月24日木曜日

真木渓谷紅葉情報

大倉岩手前の断崖
  真木渓谷の紅葉も袖川付近から、見ごろとなりました。台風の強風で色づいた葉が落とされましたが、今が見頃です。真木橋付近は、8分ほどの紅葉です。
 台風27号が近づいてきていますので、強風で色づいた葉が落とされないか心配です。来週の初めまで紅葉が楽しめそうです。
大倉岩の紅葉

袖川の柱状節理

2013年10月23日水曜日

川口渓谷紅葉情報

 川口渓谷の奥は、紅葉が見ごろとなりました。入り口付近は、3分程度の紅葉ですが、奥に行くにつれ紅葉が進んでいます。桑原(かんばら)の滝からつくし森付近は見頃です。
猿倉の滝
白糸の滝


 断崖も多く、撮影ポイント多くあります。    
桑原(かんばら)の滝

 川口渓谷には多くの滝があります。
 
 ダルマ滝

2013年10月19日土曜日

和賀岳紅葉情報

  真昼山地は、台風26号の強風で尾根の紅葉は落とされ、冬枯れの状態となりました。中腹の色づいた葉の多くも落とされ、紅葉は足踏み状態です。
 朝の気温が低い状態が続いていますので、真昼山地渓谷の紅葉が見ごろとなるのは、20日過ぎでしょう。現在、真木、川口、大又渓谷の紅葉は、3分程度です。10月26日には、川口渓谷で清掃を兼ねたハイキングを行います。参加希望の方は、大仙市太田支所0187-88-1111まで、申し込んでください。ちょうど紅葉が見ごろと思います。ガイドが、ビューポイントなどを紹介し、説明します。

 写真左は小鷲倉から和賀岳、左は和賀山頂から羽後朝日岳と秋田駒ヶ岳

2013年10月16日水曜日

真昼岳紅葉情報

  真昼岳の紅葉は尾根が、8分程度です。標高500m付近の紅葉は、3分ほどです。赤倉登山口付近は、紅葉が始まりました。
 ブナ林の紅葉が見ごろになるのは、10月25日ころでしょう。紅葉は沢沿いから奥へと進んでいます。
 写真上左は、峰越口からの真昼岳と女神山です。もうすぐ紅葉が見ごろです。写真下は、北ノ股岳の紅葉です。
 写真右は、白岩岳から錫杖の森キレット、小杉山です。兎森から一気に200m下ります。痩せ尾根でロープを頼りに進む難所です。初級者の方は、避けた方が賢明です。白岩岳から和賀岳の縦走は、上級者で健脚向きのコースです。

2013年10月14日月曜日

八幡平

 13日、今シーズン最終の登山教室で八幡平へ登って来ました。コースは蒸の湯からの田代沼コースです。
13日は、上空を寒気が通過したため八幡平の頂上付近には雪の降った跡がありました。 また、岩手山では初冠雪も確認できました。
 紅葉は、登山口付近が見ごろです。頂上付近は、散り始めています。




写真右 田代沼付近の雪の跡

写真下 初冠雪の岩手山

2013年10月10日木曜日

峰越林道情報

峰越林道は、台風の影響もなく峠まで通行できます。一部路面が荒れている箇所がありますので、注意してください。
 標高800m付近から紅葉が、始まっています。峰越口付近で5分程度の紅葉です。暖かい朝が続き、紅葉は足踏み状態です。中腹の紅葉が見ごろとなるのは今月の20日ごろでしょう。
 峰越林道にはキノコ採りの車が、多く見られます。間もなくナメコの季節となります。


峰越口から見た真昼山

2013年10月9日水曜日

真木林道情報

  真木林道は、登山口まで通行できます。尾根では紅葉が見ごろとなっています。真木渓谷では、大倉岩付近で色づき始めました。見頃は、10月の25日ころと思います。
 台風24号が、今日の午後9時頃上空を通過します。強風で色づいた葉が落ちないことを願っています。





 真木渓谷の撮影ポイント 大倉岩と黒滝

2013年10月8日火曜日

羽後朝日岳情報

 10月6日、羽後朝岳に登って来ました。部名垂の沢は、夏の豪雨で濁流となったらしく流木と岩が散乱していました。一昨年の豪雨の前には、二の沢畚からの涸れ沢との出会いまでは、左岸にルートがありました。しかし、豪雨によって、両岸が洗われ今はどこでも歩けます。ただ、石がまだ安定していないため浮石が多く、乗ると転倒することがあります。下りで、数回転倒しそうになりました。
 二股出合から奥は、石が流されて母岩が露出しています。滝を高巻く箇所が数箇所(5箇所)ありますが、ロープを補充した来た箇所もありますので、いくらか登りやすくなりました。強度を確認しながら登ってください。
 尾根の頂上までルートは、踏み跡をはずさないように進んでください。灌木が多く歩きにくくなています。紅葉の最盛期でした。
 尾根の左側はガスがかかり、展望がありませんでしたが、西側は、時々ガスがとれて視界がありました。太平山まではよく見えるのですが、男鹿半島まではっきりと見ることができるのは、珍しいです。


頂上からは鳥海山がきれいに見えました。山頂付近は、紅葉がみごろでした。

 

2013年9月28日土曜日

秋田駒ヶ岳

秋田駒ヶ岳では、紅葉が見ごろとなっていました。昨日の天気は風も穏やかで、乳頭まで楽しい縦走ができました。
 時々名残りのエゾオヤマリンドウやミヤマリンドウ、ワレモコウなども楽しみました。

写真は上から、和賀岳の連峰、秋田駒ヶ岳、笊森と岩手山 (湯森付近から)


2013年9月24日火曜日

和賀岳情報

9月23日、小鷲倉から和賀岳まで刈り払いをしました。頂上付近のお花畑は、花の保護のために刈り払いはしていません。ササや草丈が低いので、歩くのには支障ありません。これで、薬師岳から和賀岳の登山道は快適に歩けます。
 紅葉は、和賀岳の頂上付近から始まっています。小杉山から和賀岳の紅葉は、来月の初め頃が見頃でしょう。薬師岳から小杉山は、来月上旬が見ごろとなると思います。この頃は、明け方の気温が下がっていますのできれいな紅葉が見られるのではと、期待しています。
 花は、エゾオヤマリンドウと名残りのウメバチソウが見られます。

2013年9月18日水曜日

真木林道、峰越林道の状況

台風マンニィの影響で、真昼山地にもかなりの雨が降りましたが、真木、峰越林道には、路肩の崩壊やがけ崩れなどは、ありませんでした。
 真木林道は、ももし坂の切通し前後で路面が洗われて、溝ができていますが、通行には差し支えありません。普通乗用車は、注意してください。
 峰越林道も大雨で、路面が洗われて荒れています。真木林道よりも荒れています。全線にわたって、水の流れた溝があり、車高の低い車は慎重に通ってください。峠まで通行できますが、岩手県側へは通り抜けできません。林道わきには、ウメバチソウが咲いて見ごろとなっています。 
横手盆地は、稲刈りが始まりました。写真のように、黄金色に色づいた田園風景が広がっています。日本第2位の広さを誇る横手盆地です。真昼岳からの眺めは、抜群です。

2013年9月7日土曜日

峰越林道情報

 真昼山地は、秋が深まって来ました。夏の花はほぼ終わり、秋の花が咲いています。ウメバチソウとアキノキリンソウが、見頃です。尾根ではエゾオヤマリンドウが咲いています。尾根から眺める横手盆地は、稲穂が色づき黄色に染まって来ました。
 峰越林道は大又橋を過ぎた地点で、横断溝の工事をしていますが通行できます。8月の末から9月初めにかけて降った雨で、路面が洗われ荒れています。少し深い溝もありますので、車高の低い車は注意が必要です。
 峰越林道の上部では、ウメバチソウが見頃です。アキノキリンソウも咲いています。帰化植物のオオハンゴンソウが峠付近まで、侵入しています。一見すると高山植物と間違うかもしれません。北アルプスの上高地では、駆除を始めたそうです。
 峰越口からの尾根歩きは、眼下に黄色の広大横手盆地を見下ろしての天空の散歩道です。田植え頃と稲刈り直前の今の時期が、お勧めです。

2013年8月19日月曜日

羽後朝日岳情報

 部名垂沢は、先日の大雨で濁流が流れたようです。沢のようすが、大きく変わりました。一昨年の大雨よりも、大きく変わりました。流木が散乱し、岩が流され所々に堆積しています。特に採集堰堤から奥は、大きく変わっています。
 一番奥の堰堤から3つ目の堰堤の手前で左岸から合流する沢が、すっかり変わりました。出合付近が広がり、本流と間違いやすくなっているため注意が必要です。この沢にも堰堤があるため、本流と間違って入り込み、1時間弱の時間を浪費してしまいました。案内した方に迷惑をかけてしましました。
 二の沢畚からの涸れ沢の出合付近も大きく変わっています。本流は、すっかり岩で埋まり、右岸を巻く必要がなく、沢の中を自由に歩けようになっています。奥の二股の手前で、案内した方が時間と体力に不安を感じたため、引き返しました。
 

 写真は二の沢畚からの涸れ沢出合付近



 

2013年8月16日金曜日

和賀岳花情報

薬師岳から和賀岳にかけては、夏の花が見頃です。ブナ林の中は、花が少なく寂しいですが、尾根は夏の花でにぎわっています。ハクサンシャジン、トウゲブキ、キオンが見頃です。ハクサンシャジンはつぼみも沢山あり、長い間楽しめそうです。
 見逃しやすい花にタカネセンブリがあります。本当に小さな花ですので、探してみてください。青い清楚な花です。高山植物のダイヤモンドと、形容した方がいました。 そのほか、トモエシオガマも見落としそうな花です。
 ウメバチソウが咲き始めましたし、エゾオヤマリンドウの蕾も見えてきました。ベニヒカゲも飛んでいます。山地の限られた高山蝶です。採集には、秋田県の許可が必要です。


 写真上  高山植物のダイヤモンド タカネセンブリ

 写真中  トモエシオガマ

 写真下  薬師岳のお花畑


2013年8月6日火曜日

真昼岳花情報

真昼岳の花は、夏の花になっていいますが、ハクサンシャジンは、これからが見ごろとなります。ハクサンフウロ、キオン、ミヤマトウキなどが見頃です。
 南峰では、ヤマルリトラノオが見ごろとなっています。所々に群落があり、澄んだ青い花が咲いています。山地の限られた花ですので、他の山域ではあまり見られません。マルバキンレイカ、タカネナデシコ、ハクサンフウロ、ウスユキソウ、ミヤマトウキなどと一緒に、南斜面に咲いています。
 峰越口や赤倉口から登った場合は、南峰まで行ってご覧ください。

2013年8月3日土曜日

和賀・薬師岳の花情報

  和賀岳と薬師岳のニッコウキスゲが終わり、少し寂しくなりました。ハクサンフウロやトウゲブキが咲き始めていますが、ハクサンシャジンは走りです。
 薬師岳西斜面のお花畑は、エゾノヨロイグサやトウゲブキが咲き始めましたが、ハクサンシャジンはまだ少しです。しかし、秋田県では産地の少ないヤマルリトラノオが見頃です。写真のように済んだブルーの花で、まさに瑠璃色です。薬師岳の肩付近と頂上への道と薬師岳平に向かう道の分岐付近に多く見られます。
 和賀岳頂上は、トウゲブキとハクサンフウロ、アオヤギソウのほか、ハクサンシャジンが咲き始めています。これからお盆にかけて見ごろとなるでしょう。ニッコウキスゲと違った光景のお花畑が楽しめます。
 明日は、登山教室で、真昼岳南峰の自然庭園を鑑賞します。ヤマルリトラノオの群落は薬師岳以上です。ウスユキソウ、タカネナデシコ、キリンソウ、マルバキンレイカなどが、イングリッシュガーデンのように、咲き乱れます。

2013年7月31日水曜日

真昼山地の天気

 真昼山地はまだ梅雨が、明けていません。今月に入ってからは、雨の日が多く、晴れた日は数日です。今年はコバイケイソウの当たり年で、小杉山から和賀岳の尾根では、コバイケイソウ群生が白い花を一面に着けました。ニッコウキスゲも、花が多く、薬師岳の西斜面と和賀岳の北斜面は、黄色に染まりました。今年は、花のきれいな年でしたが、雨の日が多く花を楽しむ機会に恵まれませんでした。
 特に、7月の20日以降は、日本海に寒冷渦が停滞し、不安定な大気となり、雷雨が多くありました。気温も上空の寒気の影響で、低目で経過しました。
 週間天気予報では、8月2日から晴れマークが並んでいますが、予想天気図では太平洋高気圧が思ったほど強くはならないように見えます。梅雨明けとなるのは、この頃でしょうか。しかし、安定した夏空を期待できるでしょうか。
 花を楽しむのは、週末から来週の前半がよいと思います。薬師岳や和賀岳のハクサンシャジンとミヤマトウキや真昼岳のヤマルリトラノオは、お勧めです。真昼岳南峰の南斜面には、美しいお花畑があります。ヤマルリトラノオ、ウスユキソウ、タカネナデシコ、キリンソウが咲き乱れ、天上のイングリッシュガーデンです。
 現在、真木林道と峰越林道は登山口まで通行できます。夏空が続き、真昼山地の花を楽しめることを願っています。

2013年7月16日火曜日

真木林道情報

 昨日は平地では晴れでしたが、山は不安定な天気で局地的に大雨となったようです。次のような情報が入っています。

1 真木林道、袖川と小路又橋の間で小規模な土砂崩れがあり、通行に支障が出ているようです。車高の高い4輪駆動車であれば通れるようですが、普通乗用車は難しいかもしれません。

2 登山口駐車場の奥、甘露水手前のシシクラ沢の橋(ヒューム管)が、昨日の局地的な大雨で流されたの情報です。流れはおさまったようですが、通行には注意が必要です。

3 現在、登山口奥で、杉の間伐作業が行われており、その運搬のために間もなく復旧すると思いますが、通行には注意が必要です。
 

2013年7月14日日曜日

ニッコウキスゲ情報

 真昼山地は、梅雨が続いています。太平洋高気圧が、まだ弱く梅雨前線が弱まっていません。16日の予想天気図では、梅雨前線が弱まるようですが、これが梅雨明けとなる可能性があります。
 13日に和賀岳まで登って来ました。今年のニッコウキスゲはつぼみも多く、楽しめます。薬師岳は、最盛期から終盤となっています。間もなく終了します。イブキトラノオは終盤です。オオカサモチが、今年は多く咲いています。和賀岳は、3分ほどでこれから見ごろを迎えます。今週の末頃が最盛期でしょう。薬師岳と同じく蕾が多く、期待できます。ニッコウキスゲの大群落は、頂上の北斜面ですので、頂上から北に延びるトレースを辿ってください。きっと皆さんを満足させてくれると思います。
 今年は、全国的にコバイケイソウが当たり年のようです。北アルプスや尾瀬でも、多くの花が見られます。真昼山地は名残となってしまいましたが、まだ小鷲倉から和賀岳にかけて、花を楽しめます。ハクサンシャジンは下旬から咲き始めます。
 

2013年7月3日水曜日

白岩岳錫杖の森情報

 白岩岳の登山道は、去年刈り払いをしましたので、快適に歩けます。シシ小屋後の奥に、ブナの大木が倒れていますが、迂回路があります。白岩岳から錫杖の森手前までは、刈り払いが済んでいます。昨日、倒木の処理をしてきましたので、歩きやすくなりました。
 錫杖の森へ下る崖には、ロープが張られていますが、昨日更に補強しました。以前からロープが切れて、使えないという情報がありましたが誤りでした。念のため補強をしました。この箇所は、ロープを頼りに、足場の悪い岩場を通過します。悪天候の時は避けた方がよいかと思います。初心者の方の技術では、難しいかと思います。
 昨日、梯子を降ろせるルートを探りました。大仙市太田支所と梯子の設置を検討します。5mほど梯子を降ろすと、通過が楽になると思います。難所ですので、十分に注意してください。

2013年6月30日日曜日

ニッコウキスゲ情報


薬師岳のニッコウキスゲが咲き始めました。今はまだ咲きはじめです。イブキトラノオは3分咲き程度となりました。見頃は、来週の中ごろでしょう。
 和賀岳のニッコウキスゲは、まだ蕾です。見頃は今月の中旬ごろになりそうです。今年は、薬師岳も和賀岳も蕾が多いことです。最盛期には、多くのニッコウキスゲが見られと思います。
 今年の花の特徴は、コバイケイソウのほとんどの個体が花を着けていることです。私にとっては、初めてのことです。特に小鷲倉の奥に広がるコバイケイソウ群落は、一面白くなっています。今が見頃で、あと一週間は楽しめるでしょう。
 ニッコウキスゲとコバイケイソウそして、イブキトラノオを楽しむのであれば、来週の前半までと思います。真昼山地北部は、夏の花の見頃を迎えました。

2013年6月25日火曜日

峰越コース情報

 峰越コースは、峰越林道が開通しましたので利用でできます。登山道には残雪はなく問題となる箇所は、ありません。去年の秋に刈り払いをしましたので、歩きやすくなっています。木の枝が伸びてきましたので、頭に気を付けてください。
 花は春の花から夏の花へと、変わろうとしています。イブキトラノオやハクサンフウロも咲き始めました。今年は、真昼岳もコバイケイソウが多くの花を着けています。

2013年6月24日月曜日

和賀岳、甲コース情報

 甲コースの刈り払いが終わり、歩きやすくなっています。数本倒木がありますが、迂回できます。花は、初夏の花が見頃となっています。特に薬師分岐から下った登山道わきのゴゼンタチバナの群生は、見事です。
和賀岳までの登山道に問題はありません。倉方上部の三本ツルのニッコウキスゲが、咲き始めました。和賀岳までの登山道には、ハクサンチドリが咲いており、見ごろとなっています。今年は、コバイケイソウが、多くの花を着けています。小鷲倉奥の群落は、一見の価値ありです。来月上旬には、薬師岳から和賀岳までニッコウキスゲが咲き乱れます。最も花の美しい時期です。

2013年6月19日水曜日

赤倉沢林道情報

 真昼岳へのアクセス道路の赤倉沢林道は、現在杉の間伐作業のため車両通行止めとなっています。林道の起点である大鳥居から奥は、駐車スペースがないため通行できません。赤倉コースを利用する場合は、鳥居前の駐車スペースを利用することになります。鳥居から登山口までは、歩いて20分ほどです。登山計画を立てる際は、行動時間を見直してください。
 間伐作業は、10月いっぱいは行う予定ですので今年の登山シーズンは、登山口まで車の利用はできません。

2013年6月14日金曜日

峰越、真木林道情報

 峰越林道の雪は消え、峠まで通れるようになりました。未舗装の道路ですので、車高の低い車は注意してください。峰越コースは、去年の秋に刈り払いをしましたので歩きやすくなっています。
 真木林道は、登山口まで通行できます。真木橋奥の右岸で、杉の間伐が来月から行われます。作業の状況によっては、一時通行を待たされることがあるかもしれませんが、通行止めの予定は、ありません。
 来月の上旬には、薬師岳のニッコウキスゲが、中旬ころには和賀岳のニッコウキスゲが、見ごろとなります。薬師岳には、ニッコウキスゲと一緒にイブキトラノオも咲きます。最も花のきれいな頃です。

2013年6月7日金曜日

風鞍情報

昨日、登山教室で風鞍へ登って来ました。真昼山地の中央部にある山で、オサバグサの群落がきれいです。
 登山道は、真木林道から七瀬林道に入り、峠から黒森経由であります。黒森の登りは、急登で、登り初めに汗を絞られます。黒森からは一旦下り、尾根伝いに青鹿山の分岐へ向かいます。ここから少し下り、ややきついのぼりになりますが、オサバグサの群落の中を歩くので、あまり苦になりません。
 頂上は、笹に覆われていますが、展望は開け。北に和賀岳から薬師岳の真昼山地北部の山を、南には真昼岳や女神山の真昼山地南部の山を展望することができます。
 美しいブナ林の中を歩く、低山の魅力いっぱいの山です。



オサバグサの群落

2013年6月3日月曜日

薬師岳情報

薬師岳の登山道の雪はほぼ消えましたが、避難小屋跡から奥と、倉片へと左折する箇所、三本つるなどに残雪がありますが、迷うことはないでしょう。もう数日で消えると思います。
 薬師岳肩直下の登山道が崩落していまので、迂回路を作りました。崩壊地は、まだ安定していませんので、入らないでください。特に雨上りや風の強い日は危険です。
 真木渓谷は、若葉の輝く薫風の季節です。柔らかな緑を通して差し込む木漏れ日は、心をリフレッシュしてくれます。エゾハルゼミの鳴き声も心地よく響いています。




 避難小屋跡から見た登山道です。中央の木のテープは一箇月前に着けたものです。雪の深さが、わかるかかと思います。

2013年6月1日土曜日

赤倉コース情報

 今日は暑い一日でした。午後から赤倉コースの整備をしてきました。倒木はほぼ処理をし、歩きやすくなりました。石台と南沢登り口の中間地点が、歩きにくくなっていましたので、ステップを刻みました。倒木は、ほぼ処理が終わりました。
 昨日あたりから、真昼山地はずいぶんと賑やかになりました。エゾハルゼミが、鳴き始めたからです。独特の鳴き声は、夏の蝉のように暑苦しさはありません。心地よい鳴き声です。

2013年5月31日金曜日

真木林道情報

 真木林道は、通常どおり通行できます。舗装されていませんので、車高の低い車は注意してください。また、七瀬林道も雪が消え、峠まで入れますが、2箇所ほど残雪が道路の一部にありますので、慎重に運転してください。路面は荒れています。
 真木渓谷は新緑から若葉へと変わり、まさに薫風の季節です。
 真昼山地への登山者も多くなりましたので、倉方と滝倉の間の残雪が消えるのを待たずに、三本ツルの崩落した登山道の迂回路を近いうちに、整備したいと思います。
 明日は、真昼岳の登山道の整備をする予定ですが、倒木の処理はもう少しお待ちください。

 
 今日は、冬期間世話になったピッケルの手入れをして、収納しました。鋼とアオダモでできていますので、錆を落とし錆止めを塗りました。シャフトには、亜麻仁油を塗りました。30年以上の付き合いです。