2013年2月27日水曜日

真昼岳焼山コース

 真昼山地は連日の大雪で、深い積雪となっています。26日に焼山ーコースの案内をしてきましたが、例年の雪の状況で計画を立てましたので、予定の時間で行動できずお客様を頂上までご案内できず、迷惑をかけてしまいしました。
  赤倉沢林道は、膝上のラッセルを強いられ時間がかかりましたので、途中から杉林の中に逃げたところ、ラッセルが楽になりました。しかし、杉林を抜けるとまた深いラッセルで、倍近くの時間がかかり、焼山で引き返しました。例年であれば、今の時期は堅雪が始まりかけている頃ですが、今年は厳冬期の雪の深さでした。3月の中旬になれば、堅雪が始まると思います。真昼岳の西斜面は、クラスト状になりますのでアイゼンとピッケルが必要となります。

2013年2月6日水曜日

真昼岳焼山コース

 真昼山地の雪は締まって落ち着いてきましたが、雪崩の危険があります。今日、赤倉沢林道を巡回して来ましたが、例年よりもかなり多くの積雪となっています。大平作業道分岐と登山口の間には、2箇所雪崩の原因となる雪庇があります。例年であれば2月の下旬から3月の上旬に雪崩れますが、今年は雪が多いため、雨が降ったり寒気が緩むすぐにも雪崩れそうです。
 大平作業道を利用し、焼山のコースを途中まで巡回して来ました。雪は締まって深く沈むことはありませんが、風が強く当たる箇所は、クラスト状態やアイスバーン状になっています。今日は、かんじきを裏にしてアイゼンを着けようかと思いましたが、かんじきで通しました。ピッケルは、足場を切ったり支点を確保するのに役立ちました。
 焼山の頂上からの下りの尾根は、痩せていて風が出てきて、吹雪となってきたので最低鞍部で引き返しました。今日は、やせつるの雪庇の状態を確認したかったのですが、できませんでした。天気の様子を見ながら、再度確認に行きます。