2015年1月30日金曜日

川口渓谷情報

真昼山地の雪は、1月の降雪量が少なく平年に近づいて来て、平年よりやや多い程度になりました。川口渓谷の歩道は、雪崩の危険がありますので入山は控えてください。これから雨や暖気で雪が緩むと雪崩が起きる箇所が、数箇所あります。昨日(1月29日)は3箇所でデブリが見られました。山膚にクレバスが走っている箇所が2箇所ありました。
 3月いっぱいは雪崩の危険がありますので、注意してください。川口渓谷の新緑の見ごろは例年の5月の連休頃になるでしょう。




北の又沢

2015年1月22日木曜日

真木林道情報

  袖川までの真木林道の雪は、例年の1.5倍程度の積雪となっています。雪も締まって来ました。袖川までに、3箇所ほど小さな雪崩がありますが、落ち着いています。3月に入って暖かくなると全層雪崩が起きる可能性がありますので注意が必要です。今年は雪が多いため、特に3月になってからは注意してください。
 袖側から奥は、3月になると確実に2番目のヘアーピンとその奥で全層雪崩が起きます。雨の後、暖気の時は注意が必要です。
 例年ですと、袖川までの開通は、4月25日を目途としていますが、今年は雪が多いため遅れる可能性もあります。






袖川立岩のつららも例年より大きくなっています。

2015年1月15日木曜日

真昼岳焼山コース

真昼岳の赤倉コースと善知鳥コースは、南沢と向沢を利用するため、雪崩が頻繁に起き危険ですので入らないでください。特に今年は積雪が多くなっていますので、危険です。冬のコースとして、門の又沢左岸の焼山コースと大浅沢右岸の尾根コースを勧めます。
 昨日14日に、焼山コースを見て来ました。例年よりやや深い積雪です。時間がなく、ヤセツルまでは行けませんでしたが、ヤセツルはナイフリッジ状になっていると思います。数日続いた暖気で締まった雪の上に、新雪が積もっていましたので、表層雪崩が起きやすくなっていました。赤倉登山口の手前は、必ず雪崩ますので大平作業道を利用し、門の又沢左岸の尾根に出てください。焼山は、678mの独標点です。
 2月の中旬になりましたら、焼山コースに、竹竿に付けたテープを立てる予定です。

 写真は焼山から見た真昼岳

2015年1月6日火曜日

赤倉沢情報

赤倉沢林道は、平年より2倍近い積雪です。雪が深いため、カンジキよりはスノーシューが楽でした。寒気がゆるんできたため、重い雪で体力を使いました。
 赤倉登山口の手前の林道では、雪崩が確実に起きますので、寒気の緩んだ日や天気の良い日は通らないでください。3月の下旬には、危険な箇所の雪は、落ちると思います。
 南沢も雪崩が起きます。特に今年は多いですから、沢は危険ですので尾根を利用してください。焼山コースか善知鳥口の大浅沢の右岸尾根コースが良いでしょう。

  ユキムシ:セッケイカワゲラが活動を始めました。