2016年2月13日土曜日

真木林道の状況

真木林道は、1月の末より積雪が増えました。真木橋までは50cmほど、奥は70~80cmです。真木橋の夏知らずの滝の氷は大きくなっています。
 積雪をピッケルで探ってみますと、例年であれば中間に乾いて締まった片栗粉のような雪の層があるのですが、今年はありません。また最下層に氷の層がありませんので、雪は速やかに解けると思います。
 今までの天気で推移すると一か月近く早く雪が消えるのではないでしょうか。

2016年2月8日月曜日

赤倉沢林道と雪の状況


 真昼山地は例年よりも積雪が少ない状態です。赤倉沢林道も雪が少なく、毎年雪崩れる赤倉登山口手前の斜面には、現在、雪崩れると思われるほどの雪が着いていません。落雪はあると思いますが、雪崩までにはならないように思いますが、注意が必要です。特に雨の後や暖気が入り込んだ時には、歩かない方が賢明かと思います。
 南沢や善知鳥口の向沢は、例年のように雪崩が発生します。尾根コースを利用してください。赤倉登山口からですと、権現沢コースと南沢右岸尾根コースがお勧めです。赤倉沢の両岸の尾根コースです。
 権現沢コースは、赤倉登山口から100mほど赤倉沢を詰めスギ林の沢目を右岸の尾根を目指して登ります。尾根で、焼山コースと合流します。かなりの急登ですが、高度と時間を稼げます。ヤセツル道標まで直登します。
 南沢尾根コースは、夏道を200mほど進んだところで、右岸の沢目を詰めて尾根に出ます。尾根は、ブナ林の手前で夏のコースと合流します。合流地点からダイレクトにヤセツルを目指します。

ヤセツルは左の写真のようにナイフリッジになりますが、雪庇は発達しません。滑落が心配な場合は、峰の東側直下に通過しやすいコースを確保できます。