2016年9月28日水曜日

羽後朝日岳

 
真昼山地は、秋が深まり羽後朝日岳(地元では朝日畚岳)紅葉が見ごろとなっています。

 アクセス道路の部名垂林道は終点まで通れます。部名垂沢が登山口になります。沢を渡った所から堰堤の作業道が始まりますが、探しにくいですから沢を遡行して最初の堰堤で左岸に登ると作業道に出ます。二の沢出合で部名垂沢に出て進み、テープを頼りに進みます。堰堤を越える道は左岸にあります。登山口の部名垂沢渡渉地点のすぐ下流の堰堤を第一として最終堰堤は15番目になるはずですが、二の沢の出会いから4番目の堰堤が最終堰堤で、左岸にロープが下がっています。
  包丁峰分岐から朝日畚岳

 二の沢畚出合の枯沢の出会いから、核心部が始まります。包丁峰からの沢との出会い、二股出合から急登となり、20m~10mほどの滝を五箇所巻きます。昨日新たに、第二の滝、第三の滝にスタティックロープを置いてきました。滝を巻くのに3~5分ほどかかりますので、人数が多い場合は時間がかかりますので、登山計画を立てる場合は留意してください。

 
朝日畚岳は、川原を歩き涸沢出会いから沢登となります。一般的な登山道はありません。また志渡内畚からの尾根に出ても踏み跡はありますが藪こぎとなります。

 
 ルートして、4コースがあります。最も安全なルートは貝沢から大荒沢岳を経由するコースです。大荒沢からは藪こぎとなります。最も多くの登山者が利用するコースが部名垂沢コースです。その他のコースとして、生保内川源流のコース、堀内沢からマンダの沢コースがあります。体力と経験が必要なコースです。


        二股出合を過ぎて第一番目の滝

 

 和賀岳から治作峠を経て、根菅岳肩、大荒沢岳、朝日畚岳のコースも魅力的です。マイナー十二名山になってからは登山者が多くなりました。上級者向けの山ですので、一般的な登山コースではありません。







朝日畚岳頂上から志渡内畚岳方面  奥は秋田駒ヶ岳から岩手山

0 件のコメント: