2017年12月24日日曜日

大台スキー場営業開始

 真昼山地は雪が多くなっています。大台スキー場が昨日から営業を始まました。一部コースが制限されていますが、十分に楽しめます。


 今日からの天気図を見ますと、今日は日本海に低気圧が進んで来て、四国沖に低気圧が発生し、二つ玉低気圧になっています。明日にかけて急速に発達し非常に強い冬型の気圧配置です。明日、明後日はおそらく、秋田県に暴風雪警報が出されるのではないでしょうか。天気予報に注意しています。

2017年12月10日日曜日

例年より早い根雪です。

 真昼山地は、例年にない大雪となっています。11月19日に降った雪が根雪となりました。麓でも消えずに残り、根雪になるかもしれません。11月に降った雪が根雪になることは、経験がありません。

 明日、明後日は更に雪が降る天気予報です。表層雪崩の心配ですので、雪が落ち着くまでは入山は控えます。

 和賀岳登山口の小屋は、冬囲いをし水を止めました。入り口の囲いは半分ですので非常時の場合は囲いを外して、入れますが水はありません。

 大台スキー場は12月下旬には営業ができるのではないでしょうか。

2017年11月16日木曜日

真木林道情報

 真木林道は復旧工事が終わり、登山口小屋まで通行できます。途中、真木橋の手前で林道工事の車両がありますので、通行の際は注意してください。ゲートは通常開いていますが、工事の関係で締まっている場合もあります。

 真昼山地は間もなく、根雪になります。雪の日には林道に入らないようにしてください。積雪で帰ることができなくなる可能性があります。

 登山口の小屋は11月の末に、閉じる予定です。

2017年11月13日月曜日

和賀岳の冠雪

 真昼山地も晩秋となり、和賀岳や真昼岳で冠雪が見られました。

 


 今朝は小春日和の穏やかな朝です。和賀岳はうっすらと冠雪が見えます。白鳥の声も聞こえました。

2017年11月7日火曜日

大台山情報


 真昼山地は、麓の紅葉も名残となり尾根では雪を待つ状態です。和賀岳では初冠雪が見られました。


 横手盆地の北部にある大台山は、スキー場があり手ごろな山として登山が楽しめます。スキー場の奥は杉の人工林となっていますが、その上部には美しいブナ林が広がります。

 11月6日、大台山の登山道の刈払いが終わりました。スキー場のリフト終点から入って頂上を経由して、川口林道に出ることができます。そのまま進んで、熊の沢を越えて炭焼き沢口まで縦走もできます。晩秋から初冬のトレッキングに最適です。根雪の前の冬枯れのブナ林を歩くのも楽しいものです。

2017年11月1日水曜日

真木林道の通行止め解除


 真木林道は現在、林道工事と災害復旧工事の検査が終わるまで通行止めです。

 災害復旧工事は終わりましたが、検査がまだ終わっていません。林道は工事中です。このため真木林道の入り口で通行止めです。しかし、日曜日は袖川まで解放しています。

 今年度の林道工事と災害復旧工事の完成検査が終わり次第、通行止めは解除されます。

 

2017年10月31日火曜日

峰越林道の紅葉

 真昼山地の今朝の天気は初冬のようです。

 


 台風が通過する前の峰越林道の紅葉は北の又橋付近が見ごろでしたが、台風でだいぶ散ったようです。今年は3回、強風にもまれたため、少し寂しい紅葉でした。もう紅葉はそろそろ終わろうとしています。







2017年10月22日日曜日

川口渓谷紅葉情報

 真昼山地の渓谷は紅葉が見ごろとなりました。


 






 昨日の川口渓谷は、雨も上がり薄日を差し込むようになり紅葉を満喫できました。渓谷の入り口付近は紅葉が始まったばかりですが、核心部の二股から桑原(かんばら)滝付近までは今が見ごろです。















 台風21号が東北付近を通ると紅葉は散らされる可能性があります。台風の影響がないことを祈ります。

2017年10月17日火曜日

受講の生募集

 真昼山地でも登山シーズンはそろそろ終盤です。低山や渓谷でも紅葉が見ごろとなって来ました。来月には積雪が見られるでしょう。

 太田公民館では18年の登山教室の受講生を次の通り募集しています。初心者を対象にして、積雪期間は(11~4月)は座学、無雪期は真昼山地の山や南八幡平の山を中心に登ります。

 座学は2時間半程度で、次の内容です。毎月第3日曜日の午前9時から11時半です。
  11月   登山用具の説明と装備   登基本事項とマナー
  12月   地形図の読み方とコンパスの活用 1
   1月   地形図の読み方とコンパスの活用 2
   2月   天気図の基本と天気判断  観天望気と天気のことわざ
   3月   安全対策と救急法
   4月   登山計画書の作成

 過去に登山教室で登った山 
  薬師岳  真昼岳  八幡平  焼山  乳頭山~駒ヶ岳  栗駒山  森吉山  鳥海山


 年齢、住所地にかかわらずどなたでも受講できます。申し込み先は太田公民館、電話0187-88-1119です。定員20人です。 
 

2017年10月16日月曜日

紅葉情報と刈り払い予定

 真昼山地は紅葉の季節となりました。

 

 今年の真木渓谷、川口渓谷、大又渓谷の見ごろは22日の週からでしょう。真木渓谷3分ほどの紅葉です。



 
 明日の17日から薬師岳小杉山の刈払いを再開します。





 真木渓谷大倉岩

2017年10月7日土曜日

和賀岳情報


 真昼山地は1,000m以上の尾根で紅葉が見ごろとなりました。横手盆地での稲刈りは終盤となっています。

 
 真木林道では、新しく真木橋手前の路肩の工事が始まりました。今月いっぱいはかかる予定です。

 

 甘露水口の刈払いは、薬師岳の手前胸突き八丁まで終わっています。15日以降、刈り針を再開します。



2017年10月1日日曜日

10月の真木林道通行止め解除予定日


 真昼山地の麓、横手盆地では稲刈りの最盛期です。

 10月の真木林道の通行止め解除予定日は、次の通りです。
 1日   8日  15日  29日     22日は都合によりゲートが開きません。


 真木林道の災害復旧工事は終盤です。検査が終われば、登山口小屋まで入れるようになります。しばらくお待ちください。間もなく、8月の大雨で崩れた路肩の工事が始まる予定ですので、この工事が終わるまでは、交通規制が続く予定です。

 真昼山地の尾根では紅葉が始まりました。

2017年9月22日金曜日

峰越林道が開通しました


  横手盆地では稲刈りが始まりました。真昼山から眺める横手盆地が一番きれいな季節です。週末は安定した晴れの天気予報ですので、真昼岳がお勧めです。

 8月の大雨で通行止めであった峰越林道の整備が終わり、峠まで通れます。赤倉沢林道は、一部路面が荒れていますので、通行に注意してください。


 薬師岳の登山道の整備は、薬師岳肩への急登の手前まで刈払いが終わりました。ササや草が濃く、刈り払い作業が遅れています。10月初旬まで刈り払い作業を続けますが、天気と予算の関係で小杉山までは難しい状況です。

 写真は8月20日に撮影したものです。現在は、更に黄金色となっています。広大な横手盆地の短い黄金色の湖です。

2017年9月15日金曜日

薬師岳刈払い状況

 薬師岳の刈り払い作業を続けています。

 9月14日は倉方まで刈り払いを終了しました。来週には薬師岳から薬師平付近まで刈払いを進めることができると思います。今年の予定は、小杉山まです。

 小杉山から和賀岳間は、仙北市の管内となります。登山道の状況は、足元が見えにくく歩きにくい状態です。刈払いの計画は、仙北市商工観光課にお尋ねください。


 来年は真木林道が開通する予定です。6月いっぱいをめどに、薬師分岐から甘露水までのしじみ長根コースの刈り払いをする計画です。

2017年9月12日火曜日

薬師岳刈払い情報

 真昼山地の麓では、間もなく稲刈りが始まります。

 真木林道が復旧工事のため通行止めになってから2年半がたちました。和賀岳から薬師岳、甲山などへの登山者が極端に少なく、登山道が荒れています。林道の復旧工事は今年で終わる見通しで、来年からは和賀岳の登山を楽しんでいただけるでしょう。

 9月11日から薬師岳・和賀岳への登山道の刈払いが始まりました。9月いっぱいで小杉山までは刈払いを終わる予定です。11日は滝倉水場の奥まで刈り払いをしました。13、14日は薬師岳から薬師平付近まで刈り払いができればと思っています。

 小杉山から和賀岳の間が笹が濃くなり足元が見えず、歩きにくい状態です。この間は仙北市の管内ですので、刈り払いの予定は、仙北市の商工観光課(電話 0187-43-3352)までお尋ねください。

 薬師岳肩の薬師分岐から甲、しじみ長根の刈払いは来年の予定で調整しています。同じく甲分岐から風鞍までの刈払いは来年以降となります。これらのコースも歩きにくくなっています。
 薬師岳分岐から甲分岐までは、来年の刈払いに備えて、9月中にテープを置く予定です。

 なお、峰越林道は9月の下旬には開通できるように整備を進めているようです。

2017年9月6日水曜日

真昼岳赤倉コース情報

 真昼岳の峰越林道、赤倉沢林道は8月の24日の大雨の影響で通行止めです。峰越林道は現在復旧中です。9月下旬には開通する見込みです。赤倉沢林道は大鳥居付近が洗掘され、通行止めです。

 赤倉コースは、登山口の赤倉沢にかかる丸木橋が流されていますが。問題なく渡れます。7月に刈り払いをしていますので、問題なく歩けます。

 真昼岳頂上から眺める横手盆地は、稲穂が色づいて間もなく稲刈りが始まります。中旬には黄金色の湖のようになります。日本で甲府盆地に次いで大きな横手盆地の最も美しいころを迎えます。

2017年8月31日木曜日

真木林道の通行止め解除情報

 真昼山地の麓では、朝晩の気温が低くなり肌寒さを感じます。


 真木林道の日曜日の通行止め解除は次の予定です。

 9月3日   台風15号が千島で猛烈に発達する天気図です。雨と風の具合では通行止めを解除しません。

 9月10日、9月17日

 9月24日は、都合により通行止めです。

2017年8月29日火曜日

和賀岳情報

 真昼山地は朝露が濃くなり、秋らしくなって来ました。

 薬師岳から和賀岳の登山道は、真木林道が災害復旧工事で通行止めとなり登山者が極端に少なく登山道が荒れています。

 薬師岳まで  一部で笹が濃くなり足元が見えにくく、歩きにくい箇所があります。笹が濃い場所にはフラッグを残しています。滝倉の上部の平たん部や倉方の手前から薬師岳までは、ササが濃くなって一部背丈を越えている箇所があります。9月中に刈り払いの予定です。

 薬師岳から和賀岳まで  全般にムツノガリヤスが繁茂して足に絡みやすくなっています。笹が濃くなっている箇所が多くなっています。足元がほとんど見なく歩行に時間がかかります。

 そろそろ花の時期も終わり、地下茎には十分な栄養が蓄えられたころですので、刈り払いの準備を始めます。9月中には刈り払いを終わりたいと思います。

 薬師分岐から甲まで  草と藪が濃くなっており、歩きにくい状態です。今年の刈り払いの予算がありませんので、来年の対応となります。9月中にテープを置く予定です。

2017年8月26日土曜日

アクセス道路情報

 真昼山地は24日の大雨で、アクセス道路が影響を受けました。

 真木林道   現在通行止めですが、2箇所路肩が削られました。通行の際は注意が必要です。26日にの午後6時に通行止めを解除し、27日の午後6時にはゲートに施錠する予定です。


峰越林道   現在通行止めです。土砂崩れが一箇所、路肩の崩壊が一箇所です。路面の洗掘がいたる所にあります。路肩の崩落があるため、開通には時間がかかるでしょう。


赤倉沢林道   始点から中間地点まで路面が洗掘され現在は通行止めです。
 車高の高い車は通れますが、普通乗用車は困難な状況です。登山道の赤倉沢と南沢の丸木橋が流されています。沢に降りて渡って下さい。

 赤倉コースの状況は明日の27日に確認する予定です。

2017年8月21日月曜日

峰越コース情報

 真昼山地の朝晩は、めっきりと涼しくなりました。今週の土曜日は、大曲の花火です。
 25日頃、ヨーロッパ中期予報センターの天気図を見ると、発達した低気圧が樺太を通過し、この低気圧の影響が真昼山地まで及びそうです。少し気がかかりです。

 




 峰越コースはハクサンシャジンが見ごろです。例年は終盤となるころですが、今年は遅れています。アキノキリンソウはまだ蕾です。
 特に登山口から北ノ股岳の間のハクサンシャジンが見事です。定期的に刈り払いをすることによってササが刈られ、日が当たるようになりハクサンシャジンが復活したと思われます。










  

 


 日中は真夏日の日もありますが、朝晩は涼しくなりました。稲穂も垂れ始め、来月の中旬から
は稲刈りが始まり、横手盆地は黄金色になります。 

2017年8月18日金曜日

薬師岳情報

 真昼山地は朝晩は、過ごしやすい気温になり秋らしさを感じます。昨日、和賀岳まで巡回する予定で入りましたが、900m付近から霧雨で薬師岳の肩で引き返しました。

 一昨年の災害で真木林道が通行止めになり、現在復旧工事中です。そのため、和賀岳や薬師岳への登山者が極端に少ない状況です。また、刈り払い等の整備をままならず、登山道は一部歩きにくい状態です。

甘露水から瀧倉   特に歩きにくい箇所はありません。
瀧倉から薬師岳   所々、ササが濃くなっています。倉方の上部は歩きにくくなっています。
  9月上旬に刈り払いができるよう、準備中です。

薬師岳から小杉山   ムツノガリヤスやヒトツバヨモギが繁茂し歩きにくい箇所があると思います。ハクサンフウロやタムラソウが終わり、ウメバチソウなどの秋の花になろうとしていると思います。
  9月上旬に刈り払いができるよう、準備中です。


小杉山から和賀岳  チシマザサが繁茂して足元が見えにくくなっていると思われます。
 整備の予定については、仙北市商工観光課 0187-43-3352 にお尋ねください。

薬師分岐からしじみ長根  ムツノガリヤスやチシマザサなどが繁茂し、歩きにくい状態と思われます。
  来年整備できるかを検討中です。

白岩岳から小杉山   歩きにくい状態になっていると思われます。特に錫杖森から小杉山間は、藪が濃くなってルートファインデングの技術が必要です。田中陽希が和賀に向かったコースです。
 来年の整備を検討中です。

  疑問な点は倉田までお尋ねください。090-6452-3482

 

2017年8月12日土曜日

峰越林道情報

 真昼山地は台風5号が通過した後、オホーツク海高気圧の影響を受け、梅雨のような天気が続いています。ダシ(東風)が吹き、真昼岳には滝雲が見えます。

 7月22、23日の大雨で通行止めになっていた峰越林道は、整備が終わり峠まで通れます。峠から岩手県側は通行止めです。

 峠からの峰越ルートに入り、高原状のお花畑が終わり北ノ股岳の手前の登りがエゾノヨロイグサやナンブアザミ、オオイタドリ、クロバナヒキオコシに覆われ歩きにくくなっていましたが、刈り払いを行いました。現在、ハクサンシャジンやハクサンフウロが見ごろです。また、アキノキリンソウも間もなく見ごろとなります。このためこれらの花の保護のため、十分な刈り払いができません。
 9月の初めに花が終わり、根が十分に来年のためのエネルギーを蓄えたころに、もう一度刈り払いを行います。それまでは歩きにくい状態が続きますが、ご辛抱をお願いします。

2017年8月4日金曜日

峰越林道情報

 真昼山地は梅雨が明け、天気が続いています。

 峰越林道の状況
 7月22、23日の大雨で峰越林道の路面が荒れ、現在は峰越林道は通行止めとなっています。昨日の8月3日、峰越林道の応急措置をして来ました。大雨で水が路面を流れて洗掘され、所々深い溝ができていました。流された砂利を集め溝を埋める応急措置をしましたので、4輪駆動車で車高の高い車は通れるようになりましたが、普通乗用車は通行が困難です。
 整備には時間がかかりますので、しばらくお待ちください。

 北ノ股岳の整備
 峰越コースは、去年刈り払いをしましたので問題なく歩けます。しかし、登山口から高原を過ぎ北ノ股岳の登りに差し掛かる付近は、ナンブアザミやエゾノヨロイグサ、イタドリが繁茂し、30mほど歩きにくくなっています。7日にこの部分の刈り払いをする予定です。


 峰越林道から風鞍の刈り払い
 8月11日の風鞍登山に向けて、川口県境から風鞍の頂上直下まで刈り払いが終わりました。また、川口県境から峰越林道までも刈り払いをしましたが、水沢分岐から鹿の子分岐間の一部が残ってしまいました。8月中には刈り払いを終える予定です。

2017年7月30日日曜日

真昼岳赤倉コース情報

 真昼山地は、ぐずついた天気で梅雨があけません。

 赤倉コースは南沢の草が茂り、足元が良く見えません。今日、30日に三輪神社の氏子の皆さんが刈払う予定です。22~23日の大雨の被害はありませんでした。

 峰越林道は大雨の被害があり、現在通行止めです。そのため、予定していた北ノ股岳の頂上直下の刈り払いは峰越林道が開通後になります。去年刈り払いをしましたので、ササではなくアザミ類やエゾニュウ、クロバナヒキオコシなどが繁茂し、歩きにくい状態です。距離にして50m以下ですので、もう少しお待ちください。

 世界中期予報センターの天気図を見ると、台風5号が再び発達し強い台風となり。6日の日曜日の夜には紀伊半島付近、7日には能登半島沖から東シベリアに向かう天気図となっています。台風の進路と天気予報には注目してください。8月7日が立秋です。立秋後には梅雨明け宣言をしないこともありますので、台風通過後の東北の梅雨明けであれば、梅雨明け宣言がない可能性もあります。

2017年7月25日火曜日

林道の状況

 真昼山地は、22、23日に大雨となって、現在、秋田新幹線は大曲・東京間で間引き運転です。秋田・大曲間は、在来線を利用して運行してしています。


 登山道のアクセス道路である林道の状況はつぎのとおりです。

 峰越林道
 北の又橋の奥に落石があり通行できません。また、途中洗掘箇所があり普通車では通行困難です。RV、UV車、軽トラックは、北ノ股橋まで通行できます。奥は、未確認です。復旧工事は、未定です。

 赤倉沢林道
 登山口まで通行できますが、入り口付近が洗掘されています。通行の際は注意してください。26日の午後、赤倉コースを巡回する予定です。

 入角林道
 入口付近で土砂崩れがあり、通行できません。復旧の見込みは不明です。

 真木林道
 林道の災害復旧工事中ですので、袖川までは整備が終わっています。日曜日は袖川まで入れます。
 日曜日の午後6時には、林道の入り口のゲートに施錠します。午後6時までは林道を出るように計画してください。

2017年7月22日土曜日

北アルプス感想

 18日の正午、扇沢から入り、昨日の21日の午前にかけて、爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、小蓮華岳を縦走し、栂池に下山し帰宅しました。

 週間アンサンブル天気図や世界中期予報センターの天気図から判断し、18日に甲信越は梅雨明けと判断しましたが、19日の梅雨明けとなりました。18日の午後に種池山荘への途中に雷雨に会いましたが、19日以降は天気に恵まれ楽しい縦走となりました。

 今回の遠征は、八峰(はちみね)キレットと不帰(かえらず)キレットを通過することを楽しみにしていました。
 


 八峰キレットは鹿島槍の吊り尾根から五竜岳の間です。途中にキレット小屋があり、登山者には重宝されています。距離が長く緊張の連続ですが、楽しさがいっぱいです。一言で表すと「恐いけど楽しい」です。
 

鹿島槍南峰からのキレット




 不帰キレットは不帰の嶮ともいわれ、高度感がたっぷりです。核心部は二峰南峰の通過です。垂直に近い崖を鎖と梯子頼りに通過します。三点確保ができなければ通過できません。大キレットや八峰キレットのように距離はありませんが、感想を一言で表すと「こんな所に誰が道をつけた」です。通過して緊張が解けるとわくわくして来ました。

   ルートは画面右の二峰南峰の信州側です








大黒岳牛首付近からの立山と剱岳

2017年6月27日火曜日

刈払いの予定

 真昼山地は緑の濃い季節となりました。週間アンサンブル天気図を見ると月明は、梅雨前線が北上し、朝鮮半島から東北地方にかかり、西から東日本では梅雨明けのような天気図です。梅雨の中休みでしょうか。

 登山道の刈り払いを始めています。現在、峰越林道から鹿の子分岐に向けて刈り払い中です。今日から大台山の刈り払いをスキー場側から始めます。その後、風鞍方面の刈り払いを行う予定です。

 7月16日の真木林道のゲートは、都合により開きません。ご注意ください。

2017年6月20日火曜日

真昼岳峰越コース情報

  真昼山地は初夏の花が咲き始めています。麓の美郷町ではラベンダー祭りが開かれています。

峰越コースは昨年刈り払いをしましたので、歩きやすくなっています。しかし、北ノ股岳の登りの一部にイタドリが繁茂しています。今週中に刈り払いをする予定です。

 真昼岳から見る和賀岳には、まだ残雪が見えますが登山道には、雪はないと思われます。



ラベンダー園は来週には見ごろとなるでしょう

2017年6月17日土曜日

峰越林道情報


 真昼山地は青葉の季節となりました。

 峰越林道は、峠まで通行できます。整備が終わりましたので走りやすくなっています。山の花はタニウツギがきれいです。今は春の花が終わり、初夏の花が咲くまで少し寂しくなっています。週間のアンサンブル天気図を見ると、来週の末頃から真昼山地も梅雨入りでしょうか。

2017年6月7日水曜日

真昼岳情報

 真昼山地は若葉の季節から青葉の季節に変わろうとしています。横手盆地は田植えが終わり、湖のような景色から緑の海になろうとしています。

 真昼岳の善知鳥コースの草刈りが終わりました。善知鳥コースは向沢を詰めて行きますが、10を超える堰堤があります。登山口から1番目の堰堤を過ぎたら、登山道は右岸(下流に向かって右)にあります。数回中州へ渡渉しますが、流れから離れずに歩きます。

 わかりにくい堰堤もありますので、かなりの数の堰堤を越えたと思ったら、ら注意してください。初めて、堰堤を越えるのではなく上を歩いたら、渡渉して左岸に渡ります。少し歩くと右手から石清水が湧いています。十分な水を補給できる最後の水場です。明鳥沢(あけとりさわ)と松坂(まっさか)沢の落合にも石清水がありますが、量を集めるには時間がかかります。

 水場を過ぎて堰堤を超えて沢を渡り、堰堤の梯子(左岸にあります)を上ります。堰堤を越えて右岸に渡り最終堰堤を越えて、右岸を進みます。2回ほど中州へ渡渉したら、赤テープのある渡渉地点に出ます。左岸に渡り進んでいくと沢に出ますので、そのまま渡渉します。すぐに沢に出ますので渡渉したら右岸を見ると松坂(まっさか)の道標があります。沢を渡っていよいよ急登の松坂道の登りです。

 ルート・ファインディングと経験、体力が必要ですので、初心者の方は、このルートは避けた方がよいと思います。

2017年5月30日火曜日

真昼岳情報

 真昼山地は初夏の頃となりました。横手盆地の田植は最盛期を過ぎようとしています。真昼岳から眺めると湖のようです。

 峰越林道は6月1日から通行できます。全てのコースには残雪はありません。オサバグサが咲き始めました。

 善知鳥コースは草が延びて来ていますが、踏み跡がしっかりしていますので迷うことはないでしょう。渡渉地点では、対岸をよく見てください。6月の中旬頃に草刈りをする計画です。


2017年5月22日月曜日

音動岳のシラネアオイ群落が見ごろです

 真昼山地の麓では、田植えが最盛期を迎えようとしています。真昼岳から見下ろす横手盆地は湖のようです。

 


 音動岳のシラネアオイ群落が見ごろとなりました。今年のシラネアオイは丈が低く花の数が少ないように感じます。明らかに株がなくなっていると思われる場所もあります。

 多くの方に楽しまれている音動岳のシラネアオイです。いつまでも多くの美しい花が見られるように、大事にしていきましょう。ミヤマスミレの群落も見事です。


 シラネアオイは日本固有の種です。分類体系が従来の新エングラー体系からAPG体系が主流になろうとしています。APG体系では、シラネアオイはキンポウゲ科に分類されます。

2017年5月20日土曜日

赤倉コース情報

 真昼山地の麓では、田植えが始まりました。横手盆地は湖のようになっています。

 赤倉コースの内、南沢を抜けた石台に向かう途中の登山道の一部が雪で削られ、歩きにくくなっていました。昨日、ステップを切って来ましたので歩きやすくなりました。

 今日はボーイスカウトの真昼岳登山です。音動岳のシラネアオイ群落が咲き始めましたので楽しみです。明日も登山教室で真昼岳です。

2017年5月19日金曜日

薬師岳情報

 真昼山地は好天が続き週末も安定した天気予報です。

 
薬師岳登山道は滝倉水場までは、雪は消えました。上部では登山道が見え隠れの状態です。フラッグを調整しましたので、フラッグに沿って登ってください。

 
 三本ツルにはやや長い残雪がありますが、尾根から下がらず登ってください。残雪の切れる付近の尾根の下に登山道があります。

 雪解けが進む和賀岳

2017年5月18日木曜日

雪解けが進んでいます

 真昼山地は雪解けが進み、麓からは雪が見えなくなって来ました。新緑から若葉の季節に変わろうとしています。
 

 真昼岳はヤセツルにまだ残雪があります。

 薬師岳は、三本ツルの東斜面に残雪があります。今日、フラッグを調整します。フラッグを見落とすと登山道を探すのに、時間がかかると思います。


新緑から若葉に変わろうとしています(真木渓谷)


2017年5月11日木曜日

赤倉コース情報

 真昼山地は初夏の山に変わろうとしています。真昼岳の赤倉コースは、ヤセツルに残雪があります。雪に埋もれていた木々が立ち上がろうとし、歩きにくい状態です。尾根でもショウジョウバカマやキクザキイチゲが咲き、ヒメイチゲなどの初夏の花も咲き始めました。

石台付近やヤセツルの手前に倒木がありますが、簡単に迂回できます。5月下旬までには処理します。

 音動岳のシラネアオイ群落の見ごろは、20日頃でしょうか。オサバグサもその頃に履き始めます。


真昼岳頂上から横手盆地の北部 代掻きのために田んぼに水が入れられ始めました

2017年5月5日金曜日

薬師岳情報

 真昼山地はオオヤマザクラが見ごろです。みずみずしい新緑の頃となりました。

 昨日(4日)に薬師岳登山道にフラッグを立てて来ました。甘露水から瀧倉(たくら)の水場までは登山道に雪はありませんが、奥は登山道は雪の下です。倉方まで登山道に沿ってフラッグを立てて来ましたので、これに沿って登ってください。



 三本ツル(倉方から薬師の肩までの尾根)の残雪が滑りますので、直登は避けフラッグに沿って倉方に巻いてください。




三本ツルからの薬師岳(左)と肩(右)

2017年5月2日火曜日

真昼岳赤倉コース情報

 真昼山地は雪解けが進んでいます。赤倉コースは雪崩の心配はなくなりました。南沢から石台までは一部に残雪があります。コースがわかりにくい箇所にテープを置いています。

 石台からブナ林、峰越合流地点までは、残雪が多くあります。登山道を見失う恐れがある箇所にテープを置いていますので、テープを頼りに進んでください。特にブナ林の終わりからヤセツルまでは残雪が多いですから、慎重に登ってください。

 
ヤセツルにはまだ残雪が多いですから、滑落には気をつけてください。ヤセツルを越えて峰越の合流点に巻く途中に残雪があり、滑落の危険がありますので慎重に進んでください。安全のため、ピッケルとアイゼンは携行した方がよいかと思います。



 真昼山地の渓谷は、芽吹きが始まり美しい新緑を楽しめるようになりました。崖にはオオヤマザクラが咲いています。特に川口渓谷はお勧めです。

2017年4月18日火曜日

赤倉コース南沢情報

 3月17日現在、南沢は最終水場の手前から奥は、雪崩の危険性が高いです。夜の大雨で危険箇所は雪崩れたと思いますが、今週中は南沢からの入山は控えた方が賢明かと思います。来週は、雪崩は落ち着くと思います。

 南沢水場より奥は残雪が深く、ピッケル、アイゼンが必要です。

 ヤセツルを過ぎると、峰越ルートとの合流点へと巻きますが、滑落しやすい残雪が2箇所あります。アイゼンとピッケルがなければ、危険です。

2017年4月17日月曜日

真木林道情報

 真昼山地は、例年より早いペースで雪解けが進んでいます。真木林道の除雪は袖川まで終わり、現在は奥で災害復旧工事が行われています。工事のため、平日は入り口で通行止めですが、第2、4土曜日、日曜日は解除します。日曜日の午後6時には入り口で施錠します。 22日、23日は通行止めを解除します。


 登山口の小屋は、囲いをはずし水を流しましたので通常通り使えます。小屋の周辺はまだ雪に覆われています。

 


 今月の下旬には、倉方までフラッグを立てる予定です。三本ツルの雪庇の崩落が始まっているころですので、直登はしないで倉方を回ってください。直登すると崩落の直撃を受ける可能性があります。

2017年3月30日木曜日

今年の真木林道の交通規制

 真昼山地の麓では雪が消えました。しかし、山では全層雪崩の多発時期です。まだ、アイゼン、ピッケルは必要です。

 真木林道は災害復旧工事の2年目になります。工事個所は袖川の奥で2箇所です。除雪が終わり、工事は始まっています。交通規制は、林道の入り口で通行止めです。しかし、毎月第2、4土曜日、日曜日は原則として解除され、袖川まで入れます。休日も解除されることがありますので、このブログか「和賀岳・薬師岳・真昼岳登山情報」をご覧ください。都合により、解除できないこともあります。

 袖川の園地で工事が終わるまで通行止めです。袖川の駐車場は、一部工事の資材置き場として使われますので、工事の妨げにならないように駐車してください。日曜日でも工事車両がとおることもありますので、路上駐車には気をつけてください。マナーが悪ければ、土日の解除もできなくなりますので、ご協力をお願いします。

 日曜日の午後6時に入口で施錠をしますので、それまでには林道からは出てください。

                4月の解除予定

  
     8、 9日   通行止め
       16日   解除
    22、23日   解除
       30日   解除


2017年3月15日水曜日

真昼岳情報

 真昼山地は、例年より少ない積雪が続いていましたが、3月8日からの雪で平年に近い積雪になりました。しかし、シャーベット状の雪ですので雪解けは例年より早まりそうです。

 赤倉沢林道の登山口手前の崖は、昨日、雪崩れましたが、まだ残っている雪がありますので、通過する際は注意してください。赤倉口から権現沢左岸の尾根を登りヤセツルまで巡回して来ました。雪が緩んでいるためスノーシューを着けました。

 ヤセツル(道標はヤセツル尾根となっていますが、ツルは尾根の意味ですので正確にはヤセツルです)は、まだナイフリッジ上です。ルートを大浅沢側にとってください。雪庇はかかっていませんので、尾根の直下にルートをとれます。ピッケルは必携です。

 ヤセツルから赤倉山の斜面は、気温が下がり風が吹くとアイスバーンになりまますので、アイゼン(10本以上)が必要です。

2017年3月2日木曜日

真昼岳情報

 真昼山地は連日好天が続いています。今朝も晴れですが、明日は風が強い予報です。

昨日は、権現沢左岸の尾根を登ってみました。  
 積雪は例年よりは少ない状態が続いています。沢筋では全層雪崩が始まりました。規模は例年よりも小さいようですが、沢には入らないで尾根を利用してください。急斜面ではアイゼンが有効です。また滑落防止や支点の確保ためピッケルが必要です。季節は早春ですが、天気が崩れると厳冬期に逆戻りです。まだまだ、冬の装備が必要です。

麓から日の出前の真昼岳

2017年3月1日水曜日

真木林道情報

 真昼山地は麓では堅雪となり、春らしい日が続いています。28日に真木林道を巡回して来ました。麓では堅雪ですので、つぼ足で歩けるかと思いましたが、山ではスノーシューかカンジキが必要でした。雪は締まっており足首までしか沈みません。


 天気が良く気持ちよく歩けました。林道の南斜面では木の根元が明け、土が見えます。雪は例年より少なく、3月中旬の積雪量です。雪解けは早まると思われます。






 写真は林道のももし坂の切通から見た甲山

2017年2月6日月曜日

真木林道状況

 真昼山地は積雪の少ない状態が続いています。今月の2日にある程度の積雪がありましたが、それでも例年の6割程度です。毎年吹き溜まりのできる箇所にも、今年は見当たりません。
 



 最も雪の深い時期にこのような状態ですから、山の雪解けは早まるのではないでしょうか。





夏知らずの滝も例年の半分ほどのつららです

2017年1月30日月曜日

真木林道の状況

 真昼山地は今年は寒波が長続きしないため積雪の少ない状態が続いています。1月の中旬に強い寒波で大雪となった以降は、まとまった雪が降っていません。
 
 29日の真木林道の状況は、例年の6~7割程度の積雪です。1月の中旬から2月の中旬は、最も雪が降り積雪が深くなる時期ですが、今年は3月の上旬のような状態です。平年であれば、乾いた軽い雪が深くつもりスノーシューを着けても膝上まで沈みますが、昨日は堅雪に近い状態で、ほとんど沈みませんでした。今年は雪解けが早まるような感じがします。

2017年1月13日金曜日

真昼山地は大雪です

 オホーツク上空に停滞する低気圧と寒気のため、真昼山地は大雪となっています。今朝の真昼山地の麓でも30㎝を超える新たな積雪となりました。一気に降った雪で、表層雪崩が起きやすくなっています。入山は控えた方が賢明かと思います。沢筋のルートは非常に危険です。

 上空の500hPaの高層天気図を見ると、寒気と低気圧の移動をブロックしていたアラスカ半島の南からベーリング海、カムチャツカ半島の北に伸びる気圧の尾根が弱まって来て、オホーツク海に停滞している低気圧と寒気が、東に移動できそうに見えます。今朝の高層天気図では、カムチャツカ半島の北部に高気圧が残り、アリューシャン列島付近に低気圧の通り道ができそうに見えます。

 来週の半ばには、真昼岳の冬のルートである焼山コースを巡回してみたいと思っています。

2017年1月4日水曜日

真昼山地雪の状況

 新年おめでとうございます。
 
真昼山地は、例年に比べて雪の少ない状態が続いています。冬型の気圧配置が長続きせず、まとまった雪がありません。大台スキー場は、まだ雪が少なく、リフトが動いていません。


 世界中期予報センターの天気図を見ると、8日に東海沿岸を通る低気圧が発達しながら千島に進み、強い冬型の気圧配置となり、北海道から北陸、東北は風も強く荒れる天気のようです。久しぶりに、この冬型の気圧配置は12日まで続いています。気象庁の予想天気図よりも低気圧が発達し、大荒れの天気を予想しています。スキー場では、この天気でまとまった雪が降ることが期待できそうに見えます。8日以降は天気予報に注意が必要でしょう。暴風や大雪の警報が出る可能性があるように見えます。


 元旦には初日の出を見ることができませんでしたが、きれいな霧氷を見ることができました。